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ライコネンに関する質問をはぐらかすフェラーリのボス

2015年07月27日(月)17:22 pm

先週末のF1ハンガリーGPを終えたF1は、これから約1か月にわたる夏休みを迎える。

【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

これから、キミ・ライコネンの今後に関する検討を行うことになるのか、と質問されたフェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、次のように答えた。

「夏休みと呼ばれる理由は、その期間はお休みだからだ」

ライコネンが来季も契約延長を勝ち取ることができるかどうかは、ハンガリーGPでの結果いかんで決まるのではないかとのうわさもささやかれていた。

ライコネンのチームメートであり、友人でもあるセバスチャン・ベッテルは、そのハンガリーGPでライコネンがまだ速く走ることができるドライバーであることを証明してみせたと次のように語った。

「それ(判断)は僕の仕事ではない。だけど、最近はでたらめな話ばかり伝えられていた。今日は本当なら1-2フィニッシュができていたはずだ。そのことが、最近のいくつかの質問に対する答えになると思うね」

事実、ハンガリーGP決勝で目の覚めるようなスタートを決めたベッテルとライコネンは、メルセデスAMG2台を抜き去ると、レース後半に至るまで1-2体制をキープしていた。

だが、ライコネンのクルマに信頼性の問題が発生。ベッテルがマレーシアGPに次ぐ今季2勝目をあげる一方で、ライコネンは不運なリタイアに終わっていた。

チームはライコネンに対して謝ったと伝えられており、アリバベーネも、「キミは今日素晴らしいレースをしたよ」と称賛している。

だが、そのライコネンの将来に関する質問を受けたアリバベーネは、「私はクルマのほうに集中していたいんだ。ドライバーの件には、まだ時間があるからね」と、はぐらかすような回答に終始したと伝えられている。

ハンガリーGP決勝での走りに関し、自分にはまだフェラーリドライバーに必要とされるスピードがあることを証明できたと感じているかとの質問を受けたライコネン本人は、次のように答えた。

「もし、僕にもはやスピードや情念がないようであれば、僕はもうここにはいないだろうね。家にいると思うよ」

「来年どうなるかは、自分で決められる立場にはない。だけど、チームは僕が残りたいと望んでいることは分かっているよ」とライコネンは付け加えた。

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