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「見ごとな勝利!」フェラーリ/F1ハンガリーGP決勝

2015年07月27日(月)5:33 am

2015年F1第10戦ハンガリーGP決勝を終え、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。

【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■キミ・ライコネン「できることはやった」
決勝/リタイア
「今日レースで起きたことは残念だが、ツイてないときは、こんなものだ。とりあえずベストは尽くしたよ」
「2台ともスタートはうまく行った。もしかしたら開幕以来、最高のスタートだったかも。速さも申し分なく、後続を引き離してトップを走り続けることができた。スピードは終始、保っていた。最後の最後までプッシュするつもりだったよ。ところが、ある時点でマシンから奇妙な音が聴こえたんだ。それが徐々に変化して、だんだんと嫌なノイズに変わっていった。何とか治そうと努力したが、ダメだと分かってリタイアを決めた」
「チームはセバスチャン(ベッテル)が勝ってよかったね。でも、たったひとつの勝利だけじゃなく、もっとよい結果を得て当たり前だった。僕に問題さえ起きなければ楽々、1-2フィニッシュを飾れていた。でも、いつものことながら何がどう転ぶか分からないものだな」
「シーズン前半を振り返ると、僕らは速さを持ちながら、ちょっと運に見放された感があるね。いつも何かのせいで最終結果が悪い方に持って行かれる。今いちばん重要なのは、あらゆる問題を片付けてプッシュを続け、幸運を僕らの側に呼びこむことだ。そうすれば、それなりの結果が出るだろう」

■セバスチャン・ベッテル「表彰台からの眺めは最高」
決勝/優勝
「アップダウンの激しい一週間だったが、レース後(表彰式)に語ったとおり、僕はこの勝利をジュール(ビアンキ)と遺族の皆さんに捧げる。たいへんなレースだった。とくに終盤はね。いろいろな思いが駆け巡ったよ。でも、この結果に喜んでいる。それは間違いない
「レースは僕らが最初から優勢に運んだ。スタートは最高だったし、その後のペースもすごくよかった。レースをコントロールできた。終盤にセーフティカーが出動したのはありがたくなかったが、それでもトップを守ってレースに勝てた。表彰台から見下ろすとチーム全員の顔を拝めて最高の気分だった。皆とても嬉しそうだったから」
「僕らは今日、レース中に見せたペースが偶然でも何でもないことを証明した。それどころか、セーフティカーが出たのは僕らにとってアンラッキーだった。でも、プライム(ミディアム)の具合がすごくよくて、プッシュを続けた結果、トップを守ったまま後方の誰にもDRS(空気抵抗低減システム)の領域(1秒差以内)に入り込ませなかった。皆よく戦ってくれた。金曜日からここまで調子を取り戻したのは実にすごい。それにしても、より大きい出力を発揮できるようシェル(石油会社)が僕らを手助けしているなんて奇妙なうわさを耳にするとはね」

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