ビアンキの家族がバーニー・エクレストンに招待され、ハンガリーGPが開催されたハンガロリンクで、F1ドライバーやチームプリンシパル等とレース前に黙とうを献げた。
■追悼式の動画(56秒)
Posted by Jules Bianchi Official on 2015年7月26日
レース前の追悼式典では、ビアンキが所属していたマノー・マルシャチームは「WE MISS YOU JULES(ジュール、君に会いたいよ)」というボードとともに整列。
A minute's silence will now be held in memory of Jules Bianchi #CiaoJules #JB17 pic.twitter.com/9mG5CKFcdF
— Formula 1 (@F1) 2015, 7月 26
グリッド最前列に集まったドライバーたちは、アスファルトの上に20個のヘルメットを円にして置き、中央にはビアンキのヘルメットが置かれた。
#F1 #HungarianGP - Bianchi family and Formula One pay tribute to Jules at HungarianGP #JB17Story on: fia.com/news/bianchi-family-and-formula-one-pay-tribute-jules-hungarian-gp
Posted by FIA on 2015年7月26日
ドライバーたちはビアンキの家族とともに肩を組みながら大きな円を作り、静寂の中しばし黙とう。その後、全ドライバーは家族とハグし、それぞれのスターティンググリッドへ。
F1チームやドライバーたちは、「Ciao Jules(チャオ、ジュール)」「#JB17(ジュール・ビアンキ、カーナンバー17)」「Jules Forever(ジュール、永遠に)」のステッカーをクルマやヘルメットに貼り、ビアンキへ敬意を表した。ルイス・ハミルトンはヘルメットの上に「#FlyHighJules(高く羽ばたけジュール)」とのステッカーを貼っていた。
Ready to go guys! This one's for Jules. #FlyHighJules #TeamLH #HungarianGP
Posted by Lewis Hamilton on 2015年7月26日
コースマーシャルや観客の中にも、「JB17」のボードやTシャツを着用した人が見られた。
モータースポーツは危険と隣り合わせのスポーツだということを再認識させられた昨年のF1日本GPでの事故、そしてビアンキの死。事故後、悲劇を繰り返さないためにもバーチャルセーフティカーが導入されている。
安全性向上へ向けて、F1界があらためて一つになった追悼式だった。
#CiaoJules
#JB17
#JulesForever
#FlyHighJules