ハンガロリンクで開催中のF1第10戦ハンガリーGP2日目、予選を終えたフェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。
【結果】F1ハンガリーGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■キミ・ライコネン「明日はプッシュあるのみ」
フリー3/16番手
予選/5番手
「およそ、いつもどおりの予選だったけれど、決して理想的な結果ではなかった。あちこちに問題があって1周をうまくまとめ切れなかった」
「午前のフリー走行はトラブルでソフトタイヤを試せなかったんだ。これが大きな足かせになった。ちょっとした手探り状態の予選だった。でも、そのわりには悪くない。クルマの挙動もまあまあだった」
「明日は、きれいな側の路面でスタートする。いい出だしで最初の数コーナーに賭けるよ。レースはかなりの長丁場だ。きっとメルセデスAMGは手強いだろう。もし彼らに勝負を挑むことができなくても、その後ろでいちばんの順位を狙う。プッシュし続けて、ベストを尽くすつもりだ」
■セバスチャン・ベッテル「よくここまで盛り返せた」
フリー3/3番手
予選/3番手
「昨日がよくなかっただけに、よくここまで挽回したね。容易なことではなかったが、決して冷静さを失わずにマシンを改善して、昨日から一気に調子を取り戻して現状で最高の位置をゲットしたのは、自分でもすごいと思う」
「明日はたいへんな接戦になるだろう。それは分かっている。でも精いっぱいがんばるよ。現実問題、メルセデスAMGは強すぎる。彼らを負かすのはそうとう難しいだろう。同時に、後方にも気を配らなければならない。レッドブルやウィリアムズといったチームがかなり強力だからね。特にレッドブルは金曜日の走りがすごくよかった。それでも今日、僕らが予選で彼らの前に行けたのは、僕らのほうが速い証拠だね」