バルテリ・ボッタスが、将来F1チャンピオンとなるためには、メルセデスAMG、フェラーリ、そして現在のチームであるウィリアムズのいずれかに所属する必要があると語った。
昨年、ウィリアムズ復活の原動力となった25歳のボッタスは、現在のF1ドライバーの中では非常に将来を有望視されているドライバーだ。かねてよりフェラーリ移籍のうわさがささやかれていたボッタスだが、今週にはドイツの『Bild(ビルト)』が、すでにフェラーリがボッタスにオファーを出したと報じている。
『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』から、フェラーリでセバスチャン・ベッテルとのチームメート対決にチャレンジできるだけの力があると感じているかと質問されたボッタスは次のように答えた。
「自分にはその力があると感じているよ。自分のチームメートから常に学んでいるけれどね」
ボッタスのF1キャリアは、2010年にウィリアムズのテストドライバーとなったところから始まっていた。
これまでずっとウィリアムズで過ごしてきたボッタスは、現在所属しているウィリアムズにも今後F1タイトル獲得のチャンスはあると考えていると次のように主張した。
「僕は、ウィリアムズはF1でもトップ3に入るチームだと思っている。数年以内にF1チャンピオンになりたいと思ったら、その3チームのいずれかでドライブする必要があるね」
もちろん、ボッタスが言及しているあとの2チームはメルセデスAMGとフェラーリだ。
「僕の目標はF1タイトルを取ることなんだ。それをウィリアムズで達成することが可能であれば、すごくうれしいだろうと思う。もちろん、どこかの時点で自分自身のことについて考えなくてはならないときがくるだろうけれどね」とボッタスは付け加えた。