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【マクラーレン・ホンダ】2015年の不振が2016年にも響く恐れ

2015年06月25日(木)21:10 pm

マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエが、2016年シーズンへの影響を懸念している。

マクラーレンは、F1第8戦オーストリアGPでもマシントラブルに見舞われ、第7戦カナダGPに続いて2台ともリタイアに終わった。

こうした状況を受け、ブーリエは次のように語っている。『Speedweek(スピードウィーク)』や『Marca(マルカ)』などが伝えた。

「今の困難な状況で、来シーズンに対する影響がすでに出ているわけではない」

「だが、遅かれ早かれそうなるかもしれない。われわれは走行距離が不足している。冬季テストだけでなく、レースウィーク中もそうだ」

■「メルセデスAMGを止める存在になる」とアロンソ

だが、引き続きオーストリアで行われた2日間の合同テストでは、大きなトラブルもなく走り込むことができた。雨の初日は76周走行し、2日目はフェルナンド・アロンソが新しい「ショートノーズ」で104周走行している。

アロンソは希望を捨てていない。フランスの『Le Figaro(フィガロ)』が伝えている。

「シンガポール以降は良くなるはずだ」とアロンソ。

「ポイントを獲得し、シーズン末までに表彰台に近づけるようになりたい。来年はチャンピオン争いがしたいからね」

「ちょっと楽観的な目標だろうけど、高いレベルの夢を持たなければ」

フェラーリを離れたことは後悔していないとアロンソは語っている。

「時間はかかるだろう。でも、僕たちはメルセデスAMGを止める唯一の存在になる」

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