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デンマークにマグヌッセン支援を求めるマクラーレン総帥

2015年05月31日(日)8:06 am

マクラーレン総帥のロン・デニスが、今週デンマークを訪問し、地元出身の控えドライバーであるケビン・マグヌッセンへの支援をスポンサー候補企業に対して要請したと報じられている。

2014年にマクラーレンからF1デビューを飾ったマグヌッセンだったが、新生マクラーレン・ホンダとして活動を開始したチームにフェルナンド・アロンソが加わったことから、今季は控えドライバーに逆戻りしていた。

もちろん、マグヌッセンは再びF1のレースドライバーへ復帰することを望んでいるが、29日(金)には、フランス籍のGP2チームであるARTが、2016年からマクラーレン・ホンダのBチームとしてF1参入を目指しているのではないかと報じられ、そのシートにマグヌッセンが座るのではないかと指摘されている。

そのマグヌッセンとともにコペンハーゲンを訪れたデニスは、デンマークの企業に対して、地元出身の英雄であるマグヌッセンへの支援を呼びかけたという。

「こうした若いドライバーをチームが選択する場合、残念なことに彼らの才能だけで決めることはできないんだ」

28日(木)の夜にそう語ったデニスは、次のように続けた。

「彼らに、企業や国からの支援があるかということも重要なんだ。ケビンは皆さんからの支援があろうとなかろうと、成功をするだろう。だが、彼のライバルである若いドライバーたちが大きなスポンサーを持っている場合には、それはさらに難しい挑戦となってしまう」

マグヌッセンが2016年にマクラーレンからF1復帰を果たす可能性はあるのかと質問を受けたデニスは、『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』に次のように答えた。

「ケビンが来年レースに出る可能性はあると思っている。同時に、彼も現実社会で生きているということも分かっている」

「私のところには、最高レベルの2人のF1チャンピオンがいる。だから、彼(マグヌッセン)は自分自身の力を証明してみせなくてはならない」

そう語ったデニスは、次のように付け加えた。

「そのためには、彼が勉強のためにもう一年ほかのチームで走ることができるように支援をしなくてはならないだろうと思っているよ」

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