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マグヌッセン「やはりF1に出たい」

2015年05月31日(日)6:13 am

マクラーレン・ホンダの若手ケビン・マグヌッセン。彼はまだ早期のF1レース復帰の望みを捨てていない。

昨年マクラーレンでデビュー、そこそこの結果を出したマグヌッセンだが、2年目の2015年、フェラーリから元世界王者のフェルナンド・アロンソが加入して状況は一転。アロンソとジェンソン・バトンが新生マクラーレン・ホンダをリードすることになり、彼は控えに降格された。

報道陣とのテレコンファレンス(衛星やネット通信を使った遠隔の記者会見)で「たしかに腕がムズムズする」と語るマグヌッセン。「でも僕はまだとても若い。1年ぐらいはがまんできる」

「実際のところ、脇で見ているのも悪くない。違うことを学べるからだ」

しかし、そうしてレースを見ているうちにもう1人のマクラーレン若手育成ドライバー、ストッフェル・ファンドールネがF1直下のカテゴリーGP2で他選手を圧倒、次世代のスーパスター的存在にのし上がった。

今季、活躍が印象的なファンドールネについてきかれたマグヌッセンは次のように答えた。「F1のシートを争っていると、すべてのドライバーが脅威に思える」

「そんな時はどうしたらいい?ストッフェル(ファンドールネ)はすごくいい仕事をしている。F1にふさわしい実力の持ち主だ」「彼がF1に上がれないとしたら、何かが間違っていると思う」

マグヌッセンの次なる一手は?インディカー転向、さらには父ヤンとジョイントしてスポーツカーに乗る話など以前にあったが、今はF1に集中といった感じだ。

「この先どうなるか予想がつかない、それがF1だ」とマグヌッセン。「マクラーレンが僕のキャリアのめんどうを見てくれるはずだ、何があってもね」

「マクラーレンのシートだけを狙っているわけじゃない」「もちろんマクラーレンのシートは欲しいけれどね」

「(でも)もし空きシートがなければ、ロン(デニス)やエリック(ブーリエ)、それにマネージメントチームとも相談のうえどこか他をあたるよ」

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