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【動画・Fルノー】笹原右京、小林可夢偉以来となる日本人2人目の優勝

フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ第2戦、ベルギー大会スパ・フランコルシャンのレース1で、マクラーレンの育成チームでもあるARTジュニアチームから参戦している笹原右京（19）がユーロカップ初優勝を果たした。日本人がユーロカップで優勝するのは小林可夢偉以来2人目となる。

カートでジュニア世界王者に2度輝いた笹原は昨季は2位止まりで悔しいシーズンを過ごしていた。しかし今季、ARTジュニアにその実力を買われ移籍。新チームでの初戦となるNECシリーズ開幕戦モンツァにスポット参戦し、いきなりフォーミュラ・ルノー2.0で自身初勝利を挙げている。

■フォーミュラ・ルノー2.0第2戦では土曜にレース1、日曜にレース2を開催。

レース1は2番手からスタートし、スタート直後のオールージュ手前でトップを奪い快走。笹原はカート時代から「タイヤの冷えた状態での速さには自信がある」と語っており、その実力はフォーミュラ・カーでも十分通用するのが証明された。

スパで待望の初優勝後、インタビューで次のように歓びを語った。
「この優勝は大きな意味を持っています。僕たちは（Fルノー2.0ユーロカップ第1戦）アラゴン・モーターランドで無得点、そしてNEC（シリーズ第1戦）での自身初勝利後で、このユーロカップで優勝したいと思っていました。それが達成されとても嬉しいです。
（小林可夢偉以来）日本人2人目のユーロカップ勝者となれたことは特別なことです。可夢偉選手はいつでも偉大な日本人のチャンピオンですし、僕も彼の足跡をたどり、将来F1に行きたいと思います」

笹原は公式facebookページで「皆さんの応援が僕を支えてくれました！君が代最高です！！ありがとうございました！明日も引き続き頑張ります」と述べている。