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ル・マンへの不参加はアロンソ自身の判断でもあったとマクラーレン

2015年05月01日(金)18:54 pm

マクラーレンが、フェルナンド・アロンソが今年のル・マン24時間レースへの参戦を見合わせたのは、自分自身で決めたことでもあったと主張した。

F1では前戦バーレーンGP(第4戦)と次戦スペインGP(5月10日決勝)まで3週間の間が開いているが、その間を利用して今週末に行われるWEC(世界耐久選手権)のスパ・フランコルシャンでのレースには、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがポルシェから参戦することになっている。

ヒュルケンベルグにとっては、6月の13日(土)から14日(日)にかけて行われるル・マン24時間レース出走に向けての調整レースでもある。

昨年は、ヒュルケンベルグ同様、アロンソも友人のマーク・ウェバーがいるポルシェから2015年のル・マン24時間に参戦することになると考えられており、アロンソ、ウェバー、ヒュルケンベルグというスーパーラインアップが誕生することになるのではないかとうわさされていた。

結局、アロンソは今年のル・マン24時間には出走しないことになったが、フィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』は、ブラジルで行われた昨年のWEC最終戦でウェバーが大クラッシュを起こしたことで、マクラーレンがアロンソのル・マン24時間出場を禁じたのではないかとの推測を報じていた。

事実、4月30日(木)に開幕した今季のWECスパ・フランコルシャン6時間耐久レース初日は雨に見舞われてしまい、トヨタのハイブリッドマシンで練習走行を行っていた日本人元F1ドライバー中嶋一貴の大クラッシュも発生。中嶋はその事故で脊椎(せきつい)を損傷する大けがを負ってしまっている。

一方、アロンソの母国スペインの『Marca(マルカ)』は、本来アロンソもこのスパ・フランコルシャン6時間耐久レースから出走する予定にしていたものの、昨年末に突然F1の2015年公式公式カレンダーにそのスパのレースと日程が重なる形で韓国GPが復活したことで、それがキャンセルされたようだと報じていた。

韓国GPはその後正式にキャンセルされ、ヒュルケンベルグは無事スパでの耐久レースにも出場している。

こうした記事が報じられる中、マクラーレンの広報担当者は次のように語ったと伝えられている。

「フェルナンドがル・マンに出場しないという決断は、マクラーレンとフェルナンド自身が合意の上で行ったものだ」

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