現チャンピオンのルイス・ハミルトンは、キャリアをメルセデスAMGでまっとうしてもいいと語っている。
ハミルトンとメルセデスAMGとの契約延長交渉は長引いているが、先週ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、ハミルトンが3年契約に署名したと報じた。2年の延長オプションが付いた3年契約で、5年間在籍した場合の報酬は1億7500万ユーロ(約226億円)になると推定している。
これについて聞かれたメルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、「それについてはコメントできない」と答えている。
「正式に発表されるまで何も言えない。ルールは守らなければ」とラウダは話す。
また、チームの広報担当者はこの報道について「正しくない」と否定している。
■メルセデスAMG一筋を強調するハミルトン
一方、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙は、契約にはまだ「署名していない」ものの「もうすぐだ」とハミルトンが答えたと伝えている。
「次のバルセロナでのレース(スペインGP/5月10日決勝)までにはすべて決着を付けたい」とハミルトンは話す。
フェラーリに接触したといううわさもあったが、ハミルトンは否定している。
「メルセデス以外のクルマで走ることはちょっと想像できない」
「絶対にないとは言えないものだし、僕もこれまで“絶対”なんて言ったことはないけれど、キャリア最後までだって喜んでメルセデスAMGで走るよ」
また『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に対してもハミルトンはこう話す。
「僕とメルセデスAMGとの関係は結婚みたいなものだ。それなのに、本当はブルネットのほうが好きなんじゃないかって聞いているようなものだよ」
「僕の心はメルセデスAMGと共にある」