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【マクラーレン・ホンダ】ツイッターで侮辱されたアロンソの反応

2015年04月18日(土)8:02 am

先日、ツイッターで侮辱を受けたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)。だが本人は意に介していない。

イタリアのテレビ局『Sky(スカイ)』所属のプレゼンターがアロンソに軽べつ的なツイートを残したところ、彼はF1第3戦中国GPで同局の質問を拒否したといわれる一件だ。

問題のプレゼンター、パオラ・サルッツィ女史はその後、停職処分を受けたとされる。

これについてアロンソは16日(木)バーレーンで、「誰かに攻撃されたとは思っていない」と語った。

「彼女はちゃんと謝罪したし、もう水に流した。大した問題じゃない」とアロンソはスペインの日刊紙『Marca(マルカ)』に話している。

ただし、ひとこと付け加えるのを忘れないところがアロンソのアロンソたる所以だ。いかなる批判も「リスペクト」を伴わなければならないと彼はいう。

「特に事故に関することではね。家族も関係するし、事故は誰にとっても辛いものだ。そっとしておくのが一番だと思う」

それ以外の批判は気にしないとアロンソ。

「僕らは、批判されてもおかしくない。今(マクラーレン・ホンダで)戦っているレベルはかなり低いからだ。いつか勝つようになったら、どうせ何の文句もいわれなくなる」

サルッツィは当初、自分のツイート内容を擁護していた。フェラーリ・ファンを自認しているからだ。

しかしアロンソは、自分を応援するファンはイタリアにもいると主張。イタリア人の跳ね馬に対する思いは熱い。アロンソのフェラーリ脱退には、多少の確執が絡んでいたといわれる。

「僕がイタリアでどれだけ応援されているか知ったら、皆おどろくよ」とアロンソ。

「いくつか大小のエピソードを紹介してもいい。イタリアの人口が5,000万から6,000万人だとしたら、かなりの人たちが僕に声援を送ってくれる。もちろん僕だって同じようにイタリアが大好きだ」

今週末の第4戦バーレーンGPでは苦戦を予想したアロンソだが、ヨーロッパに戻ったらマクラーレン・ホンダは大きな前進を遂げると自信たっぷり。ヨーロッパ・ラウンドの皮切りは第5戦スペインGP(5/8-10)だ。

アロンソは『El Confidencial(コンフィデンシアル)』紙に、次のように話す。「グリッド後方に付くのも周回遅れにされるのも、あと何戦かしたら終わりだ」

「やがて、もう少しレースを楽しめるようになるだろう」

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