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伊テレビ局のF1司会者がアロンソを侮辱、停職に

2015年04月15日(水)6:49 am

イタリア『Sky(スカイ)』のF1司会者がフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)に侮辱的な発言を行い、停職となった。

話題の主は、パオラ・サルッツィ。バルセロナのF1冬季合同テストでアロンソに起きた事故について、先週末の第3戦中国GPで書かれた彼女のツイートが問題視されたのだ。事故から復帰したアロンソは、ようやく自分が「ごう慢」な「大ばか者」だと気づいただろうといった内容だ。

このツイートは後に削除され、サルッツィは謝罪を行ったが、あとの祭りだった。中国GPの週末、アロンソは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』の取材を拒否した。

イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙によると、サルッツィは停職処分を受けたという。

スカイは、この情報をおおやけに認めていない。だが同紙は、レギュラー番組の『SkyTG24』に今週、彼女の姿はなかったと伝えている。

『Sky(スカイ)』の同僚ジャンルカ・センプリーニは、次のように語ったとされる。「私からパオラ・サルッツィに心をこめて。数日中に会おう」

一方、今もアロンソのマネージメントを担当するフラビオ・ブリアトーレは、元F1ドライバーのジャン・アレジにおかんむりだ。彼もまたアロンソ絡みの冗談をいったのである。

報道によるとアレジは、12日(日)の中国GPで2台のフェラーリに周回遅れにされたアロンソは、ショックのあまり「また気を失った」のではと語ったという。

これにブリアトーレはカンカンだ。「この5年でフェルナンドは3度も(選手権)2位となった。そのうち1度は他人のミスによるものだ」

「アレジなど、フェラーリで何の成績も上げられなかったくせに」

しかし、同じく元F1ドライバー、エマニュエル・ピロはこんなことをいっている。フェラーリがアロンソ脱退と同時に復活を果たしたのは偶然ではないと。

「フェラーリ復調の決めては2つ。エンジンとドライバーだ」とピロはイタリア公共ラジオ局『Rai』にコメント。

「アロンソはチームにとってプラスどころか、マイナスでしかなかった。もっぱら不満ばかりだったからだ」と話すピロ。

「今は、若く気力満々で、常に笑みが絶えないドライバー(セバスチャン・ベッテル)がやってきて、素晴らしい運転をしている。バーレーン(4/17-19)では、再び温かい気温になるだろう。フェラーリはまた活躍してくれるはずだ」

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