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ベルガー、F1ボスの批判を受けたベッテルを擁護

2015年03月31日(火)18:08 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に対して批判的なコメントを行ったと報じられていたが、これに対して、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが反論を行った。

先週末のF1マレーシアGP(第2戦)開幕前、84歳となるエクレストンはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のほうがレッドブル時代に4年連続F1チャンピオンという偉業を達成していたベッテルよりも優れたF1チャンピオンだと語っていた。

「彼(ハミルトン)はいいやつだし、自ら表へ出てF1の宣伝活動にも協力してくれている」

そう語ったエクレストンは、次のように付け加えたと報じられていた。

「私はセバスチャンに言ったんだ。彼もルイスがやっていることを見習うべきだとね。もっと表へ出るべきだよ。彼は4度もF1タイトルを獲得しているのに自分の巣穴に隠れてしまっていた。もっとF1チャンピオンとしての仕事をすべきだったよ」

だが、かつてトロロッソの共同オーナーを務めていたころにベッテルのボスでもあったベルガーは、ベッテルがそうした批判を受けるいわれはないと主張した。

「バーニーの言っていることは理解できないよ。彼はドライバーたちにレーパーバーン(ドイツのハンブルクにある繁華街)で大騒ぎでもして欲しいのかな?」

ベルガーは、ベッテルがスイスの家族とともにプライバシーを守りながら静かに暮らしたいと考えていることは悪いことではないと主張し、次のように続けた。

「日曜日(マレーシアGP決勝)に、ベッテルは一番重要な赤いカーペットを踏みしめていたよ。レースの勝者としてね」

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