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ハミルトン、今週中にもメルセデスAMGとの契約延長が正式発表か

ルイス・ハミルトンが、メルセデスAMGとの2016年以降の契約締結に関し、正式調印に向けての事務処理的作業が残されているだけだと語った。

ハミルトンと同じように2015年までの契約を交わしていたチームメートのニコ・ロズベルグは、すでに2014年シーズン中に早々と2016年以降の延長契約を取り交わしている。だが、ハミルトンの交渉は長引き、これまで数か月にわたってさまざまなうわさがメディアに取り上げられるという状況となっていた。

ハミルトンは、先週のF1マレーシアGP（第2戦）が開幕する前に新たな契約締結が完了したことを発表できるのではないかと語っていた。実際にその発表が行われることはなかったが、スペインのメディアが、両者は新契約の内容について合意に至っており、近いうちにそれが発表されるだろうと伝えている。

イギリスの主要紙は、30歳となるハミルトンはこの契約締結によって年間4,000万ドル（約48億円）の報酬を得ることになるだろうと報じていたが、ハミルトンもそれを認め、次のように語った。

「今週中には完了するはずだ。そうしない理由などないからね」

「正直に言って、99.6パーセントまでは終わっているんだ。そう、後はただ法的な事柄が残っているだけさ」

「もう交渉を行うべきことは残っていないよ」とハミルトンは説明を行った。

一時はフェラーリとの接触もうわさされていたハミルトンは、フェラーリの最高級限定スポーツカーである“ラ・フェラーリ”を購入したことを認めつつ、フェラーリへの移籍などはありえないと次のように付け加えた。

「そんなことはないよ。ばかなことは言わないで欲しいな」