24日(火)に南フランスの山中で起きた格安航空ジャーマンウィングス9525便の墜落事故で、ミハエル・シューマッハの義弟が搭乗者リストに載っていたことが明らかになった。
ドイツ『Berliner Kurier(ベルリナー・クリエ)』紙によるとこの人物はセバスチャン・スタールさん(36)。ツーリングカーレースに参戦するドライバーで、写真撮影のためバルセロナに滞在、ドイツに戻る予定だったという。
スタールさんは同紙に次のように話している。「おかげで私は生きている。この数時間というもの、どれだけの友人や知り合いから生存確認の連絡をもらったことか」
「実は事故の24時間前、同じジャーマンウィングスの飛行機でバルセロナからケルンに戻ったのだ」
「自分の運のよさに呆れる」と語るスタールさん。彼はミハエルの父ロルフさんがいちばん最近、再婚した相手の息子だ。
「というのも、22日(日)のバルセロナは大雨でね。撮影を一日延期しようかと思ったぐらいだ。もしそうしていたら、墜落したフライトに予約し直すところだった。まさしく事故現場の上空を通過したよ」