セパン・インターナショナル・サーキットで行われた2015年F1第2戦マレーシアGP2日目を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがコメントを行った。
【結果】F1マレーシアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ルイス・ハミルトン「スタートがすごく重要」
フリー3/2番手
予選/ポールポジション
「ポールを決めたラップにはすごく満足だ。2回目のラップではうまくまとめられなかったから、最初のラップがポール獲得に十分であることを期待していたんだけど、幸運なことにそうなったよ!」
「僕はこういうコンディションは大好きなんだ。運任せみたいな感じになるしね。Q2ではあやうく脱落しそうになったよ。フェラーリとザウバーにつかえてしまったんだ。すぐに窮地に陥ってしまいやすいし、それがさらにワクワクするような状況を作り出すことになる」
「明日が楽しみだ。クルマの感触は素晴らしいし、熱の問題がこのレースを戦略的に難しいものにするからね。気温によってタイヤには厳しくなるから、昨年は3回ストップを行ったよ。クルマにもドライバーにも厳しいレースだ。今日の予選よりは早い時間にスタートすることになるから、ドライコンディションになればすごく暑いレースになるよ」
「ここは追い抜きがそれほど簡単ではないから、スタートがすごく重要になる。特にターン1に向かって長い下り坂だからね。フェラーリは大きく改善してきているし、4度F1チャンピオンになったドライバー(セバスチャン・ベッテル/フェラーリ)が横に並ぶのはうれしいよ。面白いレースになるはずさ」
■ニコ・ロズベルグ「明日はハードに攻めていく」
フリー3/トップ
予選/3番手
「2人の男が僕よりいい仕事をしたということさ。だから、僕にとってはあまりうれしくない1日になってしまった。ルイス(ハミルトン)はうまくやったし、特にセバスチャン(ベッテル)はフェラーリで驚くようなことをやってみせた。だから、彼には敬意を表するよ」
「でも、明日は僕にもスタートのときにいいチャンスがあると思っている。僕はきれいな方のグリッドにつくことができるからね。スタートしたらセブ(ベッテルの愛称)に攻撃をしかけるつもりだし、ルイスをとらえるチャンスだってあるはずさ」
「このレースはタイヤにとても厳しいし、多分3回ピットストップをすることになるだろうと思う。そして、違う戦略を取ることでチャンスも生まれるよ。だから明日のレースがすごく楽しみだ。ハードに攻めていくよ」