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【マクラーレン・ホンダ】アロンソにテスト禁止令

2015年02月27日(金)6:04 am

前回のバルセロナ合同テスト最終日(2/22)にクラッシュ、その後、4日間を病院で過ごしたフェルナンド・アロンソ。26日(木)に同じくバルセロナで始まった最後の合同テストを欠場した彼だが、身体は「完全に無傷」だという。

以上のように語ったのはチームCEOロン・デニスだ。この日、カタルーニャ・サーキットでデニスは、陰謀論さえ飛び出したアロンソの事故について国際メディアの質問に答えた。

彼らは、「ありきたりな」事故でアロンソはかすり傷ひとつ負っていないといい張る。だったら、なぜ4日も病院に留め置いたのか。今も運転を禁じている理由は何なのだ。さまざまな疑問が渦巻く。

やがて、ファンやマスコミのあいだで憶測が飛び交った。ホンダの新システムに感電し、壁に当たる前に失神したのではといった具合だ。

デニスによると、アロンソは「テストに参加したがった」という。「だが、休んだほうがいいと医師たちはいったのだ」

「彼(アロンソ)が完ぺきな状態だと判断するまで退院させなかったぐらいだ」

「(アロンソは)ものすごく運転したがっている」とデニス。「クルマに乗ってテストとレースをしたいのは山々なのだろうが、医師がそれを許さない」

2015年F1開幕戦メルボルンは二週間後だ。アロンソの出走には「何の問題もない」とデニスは話す。

どうやらアロンソは事故の瞬間に気を失ったらしいが、デニスは、わずか「数秒」だったとしている。そして次のようにいうのだ。「今は頭部の怪我を第一に考えなければならない。慎重のうえにも慎重を期すのだ」

その上で、デニスは次のように話す。「いっさいの負傷はないし、電気ショックも、マシンの故障も認められなかった。脳しんとうさえ起こしていない」

これ以上の話はない、マクラーレンは「透明性の維持に努め」、何の「隠しごと」もしない方針だとデニスはいう。

また、事故前にアロンソは、風のため第3コーナーは運転がしにくいとチームに訴えていたとのことだった。

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