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アレックス・リン、レッドブル若手育成プログラムを抜ける

ウィリアムズで新たに開発ドライバーとなったアレックス・リンが、レッドブルの若手育成プログラム脱退を明らかにした。

昨年のGP3シリーズを制し、その勢いでマカオGPにも勝ったリンは、21歳のイギリス人。トロロッソがマックス・フェルスタッペンを起用するまでは、ジャン-エリック・ベルニュに代わる2015年のドライバー候補にも上げられていた。

だが最終的には、リンと同じくレッドブルの支援を受けるフェルスタッペンとカルロス・サインツJr.の両名がシートを獲得した。

その後、リンはウィリアムズと契約。5月のスペインGP明けに行うテストで一日、FW37を運転するチャンスを約束されている。

彼の地元エセックス州の『Braintree（ブレインツリー）』と『Witham Times（ウィザム・タイムズ）』両紙は、そんなリンがヘルムート・マルコ博士のレッドブル若手ドライバー育成プログラムを抜けたと報じた。

「レッドブルとの関係は終わりを迎えた」とリン。「この決定は、お互い同意の上に出されたものだ」

「まあ、仕方がない。彼らは彼らの考えでF1ドライバー指名の決定を下した。これで僕は今後二年、レッドブルでレースをする機会を失ったんだ。そこまで待てないよ」

「彼らも了承してくれたさ。僕が残れば嬉しいという感じだったが、僕が夢を追いかけるのは止められないとのことだった」とリンは語った。