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アロンソはあくまでも代替候補でしかないとメルセデスAMG

2015年01月27日(火)17:50 pm

2014年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンと、メルセデスAMGとの現在の契約は2015年シーズンまでとなっている。その契約の更新に向けた交渉がいよいよ始まることになりそうだ。

今後のハミルトンとの交渉を見据えてのことだろうが、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフが、仮にハミルトンとの交渉がうまくいかなかった場合には、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)がその次の候補ドライバーとなるだろうと発言したことが話題となっていた。

5年間在籍したフェラーリを離脱し、今年マクラーレン・ホンダに移籍したアロンソに関しては、本当は2014年に圧倒的な強さを示したメルセデスAMGへの移籍を望んでいると言われている。

事実、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、アロンソは2016年にメルセデスAMGへ移籍する可能性を残すためにマクラーレンとの契約には契約解除条項を盛り込んだと報じている。

ドライバーとの契約問題に関する質問を受けたヴォルフは、「コメントはできないんだ」と答え、次のように続けた。

「言えることは、すべての可能性に対して備えておくことが好ましいということだ。代わりの候補者がいるということは常に重要なことだからね。だが、彼らはあくまでも代替候補であり、優先的に考えているわけではない」

ハミルトンとはまだ契約延長の合意に至っているわけではないが、ヴォルフはハミルトンとチームの両者が最終的にはまた一緒にやることになるだろうと次のように続けた。

「まだ我々は合意には達していないよ。なぜなら、これまで話し合いの機会を持たなかったからね」

「昨シーズン終盤には、我々はルイスの集中を乱したくなかったんだ。彼も休暇から戻ってくるし、近いうちに話し合いを始めるよ」

「お互いに延長を望んでいるということは言える。我々のチームにとってルイスとニコ(ロズベルグ)は最強かつ最高のドライバーの組み合わせだし、それを変える理由なんて何もないからね」

ヴォルフは、最後に次のように付け加えた。

「ルイスもこのチームに満足しているよ。我々は彼に最高のクルマを与えている。これからも一緒に続けるのは自明の理だよ」

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