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ハミルトン、受賞ラッシュ

2014年12月30日(火)7:03 am

2014年F1世界選手権で自身二度目のドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が、またまた栄誉を手にした。

ポーランドのニュース通信社『PAP』が主催、スポーツマスコミ18社が投票で決めるスポーツマン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのだ。

ハミルトンは最多82ポイントを獲得。これにわずか1ポイント及ばず次点に泣いたのは、バイエルン・ミュンヘン所属でドイツ代表のゴールキーパー、マヌエル・ノイアー。3位はテニスの世界王者ノバク・ジョコビッチで74ポイントだった。

4位には72ポイントでレアル・マドリーのストライカー、クリスティアーノ・ロナウドが入った。

ハミルトンは2014年F1チャンピオンになるべくしてなったと賛辞を惜しまないのは、元F1ドライバーのアレックス・ザナルディ。自身も2001年、ドイツで行われたCART(現インディカー)レース中の大事故で負った怪我から立ち直って各種スポーツで幅広く活躍、無数の人々に勇気を与えている。

「マシンなんかどうでもいい。素晴らしいのはドライバーだ」と、フェラーリの動向に詳しい伊ジャーナリスト、レオ・トゥリーニのブログ『Quotidiano(クオティディアノ)』に語るザナルディ。

「いま現在、どんなクルマも走らせたらハミルトンの右に出る者はいないと思う。絶対的な比較で彼(ハミルトン)に近いドライバーといえば、おそらく(フェルナンド)アロンソくらいだ」

だったら、2010年から四年連続でF1世界タイトルを獲得、来季はフェラーリに乗るセバスチャン・ベッテルはどうか。

「ベッテルは素晴らしいドライバーだと思う」とザナルディ。「だが、ハミルトンやアロンソ級の実力はないかもしれない。それでも、堂々とマラネロ(フェラーリ)に乗り込むほどの男だ。彼の実力も相当なものだよ」

「もちろんマシンは重要な要素だが、それを除いても、ベッテルと(キミ)ライコネンが今年の逆境を跳ね返して2015年にどれだけやれるか興味深い」

「2014年のセブ(ベッテル)は(ダニエル)リカルドにコテンパンにされた。同様にキミもフェルナンドにしてやられたよね。フェラーリのマシンは2015年も最速ではないといわれている。この新しいコンビは、そんなマシンにどう対処するだろうか?」

「ぜひ彼らの腕前を拝見したいね」とザナルディはいうのだった。

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