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ロズベルグ「メルセデスAMGに腹を立ててもしょうがない」

2014年11月28日(金)6:26 am

先週末の2014年F1最終戦アブダビGPを技術的なトラブルで落とし、タイトルの夢が絶たれたニコ・ロズベルグ。しかし彼はチームに「怒っていない」という。

通常の二倍のポイントがもらえるレースとあって、逆転で総合優勝を決めるチャンスは大いにあったロズベルグだが、マシンのトラブルで徐々に速さを失っていった。

二、三日後、彼はドイツ『Auto Bild(アウト・ビルト)』紙に次のように語った。「チームには腹を立てていない。どうして怒る必要があるんだい?」

「第一、そんなの僕らしくない。勝つも負けるもチームと一緒さ」

「第二に、メルセデスAMGは僕のF1キャリアで最高のマシンを与えてくれた」と話す29才のドイツ人ドライバー、ロズベルグ。彼は2006年にウィリアムズでグランプリ・デビューを飾った。

「この悔しい気持ちが去ったら、僕はまた前を向くさ」とロズベルグ。「決勝の改善点は、こと細かに把握した。これからその対策に取り組むつもりだ」

2014年の成績は、チャンピオンのルイス・ハミルトンが11勝を上げたのに対し、ロズベルグは5勝。ライバルであるレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今年のタイトルはハミルトンが取るべくして取ったと次のように語った。

「ルイスが王者にふさわしい」とホーナーは今週、オーストリア『Servus TV(セアヴスTV)』にコメント。「今年11勝もしたんだからね」

「他の誰かがチャンピオンになるなどあり得ない」とホーナー。ロズベルグが最終戦でポイント差を埋めるには、「ポイント二倍」制度に賭けるしかなかったと彼はいう。

「あれが正しい結果さ。それだけだ。シーズン全体を見てほしい。世界チャンピオンにふさわしい男がなったのだ」

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