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ミハエル・シューマッハが日なたぼっこ！？

ドイツのライフスタイル雑誌が、最新号の表紙に用いたミハエル・シューマッハの写真に関して批判を受けている。

その写真は、7度F1タイトルを獲得した伝説的元F1ドライバーのシューマッハが、サングラスをかけ、冬用の黒いジャケットを着て映っているものだ。この写真が一見、昨年末のスキー事故以来長期のこん睡状態に陥り、現在は自宅でのリハビリ治療が行われているシューマッハの現在の写真だと勘違いされるような形で用いられているとの指摘を受けているのだ。

まず、その雑誌の名前は『Die Aktuelle（ディ・アクトゥエル）』というものだが、これはドイツ語で「現在」あるいは「最新」を意味するものだ。そして、その写真に添えられた記事タイトルは「なんという幸運！」とされ、「ミハエル・シューマッハが日なたぼっこ！」との文章が添えられている。

ドイツのニュース誌である『Focus（フォーカス）』は、この写真はシューマッハが昨年12月に重傷を負うずっと以前に撮影されたものであり、この表紙と見出しは読者を「欺こうとするもの」だと非難している。

『Die Aktuelle（ディ・アクトゥエル）』には、シューマッハは今では車いすに座ることもできるようになっており、「秋の日差しが降りそそぐ穏やかな日に（妻の）コリーナによってテラスへ押していかれた」と書かれているという。