NEXT...F1開催スケジュール

【動画】ベッテルxレッドブル最後の動画?日本語で日本初開催Wings for Life World Runのメッセージ

2014年11月25日(火)17:28 pm

レッドブルからフェラーリへの移籍が発表されたセバスチャン・ベッテル(現時点ではまだレッドブル所属)が、2015年5月3日(日)に日本初開催となるチャリティーランニング「Wings for Life World Run」のプロモーション動画に出演し、日本語で「世界と、一緒に、走ろう」と用意したカンペを見ながら笑顔で読み上げた。

■日本初開催Wings for Life World Runとは
今年初開催され32か国で35,000人以上が参加した”世界同時スタート”のランニングイベント「Wings for Life World Run」が、2015年5月、ついに日本でも開催されるコトが決定した。世界中様々な国々において、昼夜問わず同時に号砲が鳴るというワールドワイドな規模感もさることながら、「Wings for Life World Run」があらゆるランニングイベントと一線を画すのは、「ゴールが追いかけて来る」という革命的なそのレギュレーションにある。

参加者にとってゴールとなるのは、スタートから30分後に走り始める追跡車。「走る」というよりも「逃げる」必要がある参加者たちは、全世界どこにいようとGPSで追跡・確認され、「キャッチャーカー」と呼ばれるその車に追いつかれた時点で脱落。次第に参加者は減少し、それを世界最後の一人=チャンピオンが決まるまでやろうと言うのだから、実にクレイジーなランニングイベントである。

そのレギュレーションだけ聞くとクレイジーで前代未聞の「Wings for Life World Run」ではあるが、その実このランニングイベントは、脊髄損傷治療法の発見をサポートする「Wings for Life」という非営利財団のサポートのために行われる。

全世界の参加者たちのエントリー費は同額が同団体に寄付され、脊髄損傷という未だ十分な治療法が確立されていない分野の研究に寄与。全世界を「走る」或いは「逃げる」このイベントは、画期的なルールのランニング世界一を目指すハードコアなランナーのためだけではなく、その主旨に賛同できる全ての人に門戸が開かれているのである。

そう言われてみると、例えばフルマラソンのようにゴールに向けて何としてでも完走しなければいけないというものでもないし、「恐怖の追跡車」キャッチャーカーですら、頑張って走った自分のゴールを指し示してくれる「お迎え」のように思えて来る。

友達や家族と一緒にワイワイ走るのも良いし、音楽を聴きながら自分と向き合うのも良し。自分の限界に挑戦するのだって良いし、もちろん世界チャンピオンを目指すのだって良い。

「Wings for Life World Run」が何より画期的なのは、ゴールを自分で決められるランニングイベントであるコト。

そして、走らなきゃいけないのではなくて、走りたい想いの分だけ走れるコト。

走れない誰かのために、世界と一緒に走る。その想いが2015年5月、全世界同時に走り出します。

2015年5月3日(日)「Wings for Life World Run」エントリーはこちら

世界と一緒に走ろう!

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック