マクラーレンとホンダは14日(金)、第二期の活動を開始、英シルバーストンで試作車を走らせた。
このテストは規則で認められた「PR撮影」の走行を利用したもの。ピレリが広報イベント向けに準備したタイヤを使い、非公開の形で行われた。
もっとも、走行の模様は本田技研工業(@HondaJP)の公式ツイッターで伝えられている。ステアリングを握ったのはマクラーレンの英国人テストドライバー、オリバー・ターベイ。マシンは、今季型をホンダエンジン向けに改造したMP4-29Hだ。写真では分かりにくいが、エンジンカバーに”HONDA”のロゴが貼られている。
同マシンは、F1最終戦アブダビGP明けとなる11月25と26の両日、本格的に走る予定だ。
ツイッターには、「11/14(金)、シルバーストン・サーキットで、McLaren Honda(マクラーレン・ホンダ)が初走行。新たなスタートへ。HondaのF1チャレンジにご期待ください。 #F1_Honda 」とある。
ところでマクラーレンは、突然、フェルナンド・アロンソの来季チームメートとして脚光を浴びたカルロス・サインツJr.の起用を否定した。サインツJr.は、レッドブルが育てているスペイン人若手ドライバーだ。
「マクラーレンが来季の選手としてカルロス・サインツJr.を検討しているとの報道がある。それは誤りだ」と、マクラーレンの広報が語ったもの。
それでもスペインのスポーツ日刊紙『AS』は、うわさはただの作り話ではないと主張している。サインツは、来季マクラーレンのスポンサーとして有力なスペインの携帯電話会社モビスターの支援を受けている。従って、テストドライバーとしての契約もあり得る。
同時に『AS』紙は、サインツ側もこの憶測を否定したと指摘している。