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ロズベルグ「F1タイトルあきらめてたまるか」

2014年10月29日(水)7:05 am

自分にも2014年F1タイトル挑戦権は、まだある。ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、そう固く信じている。

一時は選手権レースを独走していたロズベルグだが、シーズン残り三戦にして僚友ルイス・ハミルトンの好調ぶりはすさまじく、今や形勢は完全に逆転。二人のあいだには17ポイントの差が横たわっている。

「いま、ニコには逆風が吹いている」と28日(火)、ドイツ『SID通信』に語ったのは、メルセデスAMG会長で、1970年代と80年代のF1を駆け抜けた伝説の王者ニキ・ラウダだ。「このところルイスは、手がつけられない強さだ」

F1ファンも同じ意見だ。同通信社がアンケートをとったところ、ポイントリーダーのハミルトンを追うロズベルグが最終戦アブダビGPで逆転、総合優勝を飾る可能性があると予想した回答者は、22パーセントにすぎない。

その根拠となるのは、最終戦アブダビのポイント二倍制だ。通常、レースに勝つともらえる25ポイントが、アブダビでは倍の50ポイントに増える。

ロズベルグも28日(火)、「いい規則だよね」といってニヤリと笑ったという。

その反面、彼は次のようにも話す。「僕には、最後の三戦を全勝する可能性だってある。今後も、僕の戦術はこれといって変わらないよ」

「アブダビで最後のチェッカー・フラッグが振られるまで、ドライバーズ選手権をあきらめてたまるか」

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