ケータハムに続き、マルシャも破産手続きに入り、少なくとも今週末のF1アメリカGP(11月2日決勝)とその1週間後に開催されるブラジルGP(11月9日決勝)を欠場することが明らかとなっている。
マルシャのオーナーであったロシアのアンドレイ・チェグラコフが、『Itar Tass(イタル・タス通信)』に対し、すでにF1チームの運営から手を引いたことを認め、次のように語った。
「悲しい言い方になってしまうが、サーキット、そしてバンブリー(ファクトリー)にいるメンバー1人ひとりに感謝の意を表したいと思う」
「我々は不可能を可能にしたんだ。2010年にF1参戦を始めた3チームのうち唯一ポイントを獲得することができたんだからね」
そう語ったチェグラコフは、次のように締めくくった。
「我々には最少の予算しかなかった。だが、我々には最も士気にあふれたスタッフたちがいた」