F1アメリカGP(11月2日決勝)には、ケータハムに続いてマルシャも欠場することが分かった。F1最高責任者のバーニー・エクレストンが明らかにした。
小林可夢偉が所属するケータハムは、資金難から経営陣が退き、管財人がチームを管理する状態に陥っている。そのため、次のアメリカGPとその1週間後に行われるブラジルGP(11月9日決勝)を欠場することが決まっている。
同様に、マルシャも苦境に陥っている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は、「オーナーのアンドレイ・チェグラコフは(チームの)売却を望んでいる」と伝えている。
ケータハムとマルシャについて、エクレストンが「この2チームはどちらもアメリカには行かない」と語った、と『BBC』が報じている。
出走が20台を切る状況に陥ったことで、トップチームが3台エントリーする案も現実味を帯びてきた。
しかし、そのためには60日前にチームに伝えなければならず、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)は、今シーズン中にサードカー導入を求めることはないとしている。