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【続報】ジュール・ビアンキの父親、「危篤」と語る

2014年10月06日(月)1:14 am

5日(日)に行われたF1第15戦日本GPの事故で三重県内の病院に収容されたジュール・ビアンキ(マルシャ)の父親は仏日刊スポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』の取材を受け、同選手は「危篤」の状態だと語った。

また同紙は、「緊急手術」の理由を脳血腫だとしている。

FIA(国際自動車連盟)の声明で、ビアンキは術後、「集中治療室に移って経過観察を受ける」ことが明らかになっている。

フランス『Le Figaro(フィガロ)』紙はビアンキについて、救急車で病院に運ばれたときから昏睡(こんすい)状態だったが、「呼吸サポートの必要はなかった」と報じた。

ビアンキの事故映像は、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングによって放映または公開禁止の措置がとられた。

ビアンキの一周前にまったく同じ場所で事故を起こし、たまたま現場に居合わせたエイドリアン・スーティル(ザウバー)。見るからにショックを受けている様子だったが、彼が当時の模様を語ったところによると、高速で走行中だったビアンキはマシンの制御を失い、スーティル車を撤去していたクレーン車の下にもぐり込むように衝突したという。

「まるで自分のクラッシュを見ているかのようだった」と、スーティルは話していた。

ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、事故の衝撃でビアンキのマルシャは、衝撃緩衝エリアやロールバーを含めて左側がめちゃめちゃに壊れたとのことだ。

現場にいた目撃者は、次のように語った。「あれほどひどい壊れ方をしたマシンは見たことがない」

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