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【続報】重傷のビアンキ、救急車で病院へ

2014年10月05日(日)18:55 pm

雨の中で行われた2014年F1第15戦日本GPは、終盤にジュール・ビアンキ(マルシャ)のクラッシュにより予定周回数を短縮して終了。ビアンキは重傷と伝えられており、F1関係者は重い雰囲気に包まれている。

レースも終盤に差し掛かった42周目にエイドリアン・スーティル(ザウバー)がターン7でクラッシュ。そのスーティルのクルマを撤去するために導入されたクレーン車にビアンキが衝突してしまったようだ。

スーティルはレース後、メディアに対し、ビアンキがその作業車に横向きに突っ込んでいったと語っている。

ツイッターには、医療チームが激しく損傷を受けたビアンキのクルマで救助活動に当たっている写真が出回り始めているようだ。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はいったんセーフティカーを導入したが、その後その時点でレースを終了する判断を下した。ビアンキはすぐに救急車へ乗せられ、医療施設へと運ばれたという。

ビアンキはその後、ヘリコプターで病院へ移送されたものと考えられていたが、FIAの広報担当者は、「こうしたコンディション」での飛行は無理だったと語った。

FIAは、ビアンキは警察の先導のもとに、救急車で病院へ運ばれたと説明するとともに、ビアンキには意識がなかったことを明らかにしている。

FIAでは、「追って新たな情報をお知らせするが、現時点では何も言うことができない。できる限り速やかに情報を伝えるようにする」と語っている。

メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、この件に関して次のように語った。

「いくつかの情報を教えてもらったけれど、かなり深刻な状況らしいよ」

ビアンキの事故や容体についてはまだこれ以外の具体的な情報が少ないが、無事を祈りたいものだ。

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