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マックス・フェルスタッペン「限界を超えるような走りはしなかった」

2014年10月03日(金)19:06 pm

鈴鹿サーキットで開幕したF1日本GP1日目の大きな話題のひとつが、17歳になったばかりのマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)が史上最年少でF1デビューを飾ることだった。

【結果】F1第15戦日本GPフリー走行1回目の順位、タイム差

そのフェルスタッペンは、今季型F1カーに乗るのは初めてだったにもかかわらず、危なげなく順調に22周を消化。セッション終盤にはマシントラブルでクルマを止めるというハプニングもあったものの、全体の12番手となる1分38秒157のベストタイムをマークしてみせている。

初めて乗るF1カーで、腕が試される難コースとしてしられる鈴鹿サーキットで、今年19歳でF1デビューを飾った先輩チームメートのダニール・クビアトからわずかコンマ3秒ほど遅いだけだったことを見ても、まだ自動車運転免許も取ることができないこの17歳の少年がただ者ではないことは明らかだろう。

初めて、F1での公式走行を経験したフェルスタッペンは、次のように語った。

■マックス・フェルスタッペン「F1カーの運転というものが理解できた」
フリー1/12番手
「今日はクルマの経験を積むことが一番重要だったんだ。とりわけ、こういう難しい鈴鹿のようなサーキットでね。エンジンパワーには感動したよ。慣れているF3のクルマに比べるとクルマも大きいし、運転している間にも考えなくてはならないことがすごくたくさんあるんだ。だから、何周かはこの違うクルマを扱う自信を得るために費やしたよ」

「僕は何のリスクも冒さなかったし、セッションを通じて限界を超えるような走りはせず、可能な限り長い距離を走ろうとしていたんだ。レッドブルとトロロッソには今年から金曜日に出走し、来年に向けていい準備ができるチャンスを与えてくれたことに感謝しなくてはならない。このチームはすごく居心地がいいし、僕のワーキンググループも気に入っているよ」

「オースティン(アメリカGP/11月2日決勝)やサンパウロ(ブラジルGP/11月9日決勝)、そしてアブダビ(最終戦/11月23日決勝)でもまた運転できることを期待している。今ではF1カーを運転するとはどういうことかってことも分かったし、もっと乗れるのを楽しみにしているよ」

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