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ケータハムの新人、モンツァ出場にF1ライセンス待ち。可夢偉はまたも欠場か

2014年08月29日(金)12:47 pm

ケータハムの新人ロベルト・メリは、来週末のF1第13戦イタリアGP出場に向けてFIA(国際自動車連盟)からスーパーライセンスが下りるのを待っているところだ。

メリは1991年生まれの23才でスペイン人。昨年までDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦、今季はフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに転向し、これまで2勝をあげている。チームのゲストとして先週末の第12戦ベルギーGPに姿を見せた彼は、アンドレ・ロッテラーに続いてモンツァで小林可夢偉の代わりにドライブするのが明らかになったものだ。

スペインの日刊スポーツ紙『Marca(マルカ)』によるとメリは、コリン・コレスとクリスチャン・アルバースの新体制となったケータハムに必要とされる30万ユーロ(約4,100万円)を支払ったという。

同紙のマルコ・カンセコ記者は、FIAによるF1参戦に必要なスーパーライセンスの発給を待つのみだと伝えている。

メリが『Marca(マルカ)』に語ったところによると、スーパーライセンスの発給を申請する場合、「手続きがチームによって行われたら99パーセントの割合で」許可される。

しかし、FIAは通常、主要カテゴリーで王者になるか、F1テストで300kmの距離を走るといった一定の結果をドライバーに要求する。

メリは2011年にヨーロッパF3選手権を制したが、以上の基準には達していない。

メリは次のように話す。「モンツァ出走は、100パーセント確実ではない。ただ、スーパーライセンスが期限通り下りれば、その可能性が高いよ」

「目標はあくまで(ルノー)ワールド・シリーズの選手権獲得だ。もしF1に出られたらすごく嬉しいけれど、これが今季の優先事項ではないね」

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