NEXT...F1開催スケジュール

小林可夢偉所属のケータハム、控えドライバーのフラインスもチームを離脱か

2014年08月27日(水)18:30 pm

ケータハムの控えドライバーであるロビン・フラインスが、新管理体制が敷かれたケータハムを去り、GP2シリーズへ復帰することになりそうだ。

2012年のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズ王者であり、才能豊かな若手ドライバーとして知られるオランダ人ドライバーのフラインスは、今季ケータハムと控えドライバー契約を結んでおり、一時期はレースシート獲得の可能性もあると考えられていた。

だが、それはケータハムが設立者のトニー・フェルナンデスによって率いられていた時期の話であり、フェルナデスが新オーナーにチームを売却してからは状況が大きく変わってきている。

新オーナーのもと、実質的なチーム運営権を握るコリン・コレスはチームの管理体制をほぼ一新するとともに、40名に及ぶ従業員を解雇するなどの大なたをふるってきている。ドライバーに関しては、それまでテストドライバーを務めていたアメリカ人ドライバーのアレキサンダー・ロッシがチームを離脱してマルシャに移籍。そして最近ではナンバー1ドライバーの小林可夢偉でさえF1ベルギーGP(第12戦)ではドイツ人ドライバーのアンドレ・ロッテラーにシートを明け渡すことを強いられている。

そんな中、高い評価を得ながらも可夢偉同様大きなスポンサーを持たないフラインスもケータハムを離脱することになるようだ。

オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙は、23歳のフラインスは現在ロシアのGP2チームであるロシアン・タイムと2015年に関する交渉を行っていると報じた。

「クリスチャン・アルバースがチーム代表を務めるケータハムにあっては、彼(フラインス)の将来が開ける可能性は少ないようだ」と『De Telegraaf(テレグラーフ)』には書かれている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック