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ロズベルグ「イタリアGP前に再び話し合う」

2014年08月26日(火)17:18 pm

先週末に行われたF1ベルギーGP(第12戦)決勝においてチームメートであり、今季のF1タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトンとの接触事故を起こしたメルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、表彰式の間ずっとファンからブーイングをあびせらることになった。

【結果】F1第12戦ベルギーGP決勝の順位、タイム差、周回数

最終的にハミルトンをリタイアに追い込むことになったロズベルグの行為に関し、メルセデスAMG首脳陣もレース後には「受け入れられないことだ」と怒りを示していた。

メディアは、スパ・フランコルシャンで起きた事故に関してロズベルグのコメントを取ろうとしたものの、彼の口から具体的なことは何も引き出すことができずに終わっていた。

だが、ハミルトンが、レース後のミーティングにおいてロズベルグがわざとハミルトンのクルマにぶつかったことを認めたと語ったことが報じられると、ロズベルグのほうもこれに呼応するように25日(月)にソーシャルメディアを通じてメッセージを発信した。

ハンブルクの川を背景に撮影された動画を投稿した29歳のロズベルグは、その中で「非常に難しい投稿」だと認めた上で、次のように語っている。

「ルイスが報道機関に対し、あの一件についてどのように語っているかということを耳にしている」

「僕に言えることは、あの事故に対する僕の見方は非常に異なるということだけだ」

ロズベルグはさらに次のように続けた。

「でも、大事なことは、僕があのことに関して意見を述べないほうがいいだろうということだ。それを理解して欲しい」

「内々にとどめておきたいと思っている。僕たちはレースの後で重要な、とてもいい話し合いの場を持った。ああいうことが起こったときにはみんなで腰を落ち着けて振り返らなくてはならないからね」

「みんなが自分の意見を述べたし、これからまた前を向いていくよ」

ロズベルグはさらに、今回の件を受けて次戦イタリアGP(9月7日決勝)の前に再び話し合いを行うことになるだろうと語り、イタリアGPやその後のレースでは「自分たちの取り組み方」を変える可能性もあるとほのめかしている。

ロズベルグによれば、ハンガリーGP(第11戦)の決勝でハミルトンがチームからの指示に従うことを拒んだのを機に、メルセデスAMGではすでにレースへの取り組み方についての見直しを行っていたという。

「(また)僕たちはそうすることになるよ」

そう語ったロズベルグは、次のように付け加えた。

「でも、いい面は、僕たちのチームには素晴らしいリーダーたちがいるということだ。パディ(ロウ/技術責任者)にトト(ヴォルフ/ビジネス担当責任者)、そしてニキ(ラウダ/非常勤会長)のサポートもある。それはこういう状況においては非常に重要なことだよ」

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