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ロズベルグ、ベルギーGPの接触事故について謝罪を拒否

2014年08月25日(月)20:50 pm

F1第12戦ベルギーGPでメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが接触、レース後の発言が波紋を呼んでいる。

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ベルギーGPの2周目に、トップを走っていたハミルトンのリアタイヤにロズベルグのフロントタイヤが接触。ハミルトンはパンクして最後尾になり、レース終盤にリタイアした。

ロズベルグは2位でフィニッシュしたが、表彰台ではファンからブーイングを浴び、チームの首脳陣もロズベルグに非があるとしたが、ロズベルグは謝罪を拒んでいる。

ビジネス部門のエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、レース後に行われたチームのミーティングでロズベルグとハミルトンは特に「熱くなって」いたとオーストリアのテレビ局『ORF』に話した。

「感情がまだ収まっていなかった」とヴォルフ。「非常に熱くなって感情的になっていた」

「戦いのさなかには、少しばかりきついことが口から出ることもある」

ロズベルグの広報担当者ゲオルグ・ノルトは、こう話している。

「ニコは内々に話し合うことだけを望んでいる」

■ロズベルグ “言い分を証明するためにやった”

しかし、ハミルトンのほうは公に話すことに積極的だ。

ハミルトンによると、ベルギーGP前の木曜のミーティングでロズベルグは、第11戦ハンガリーGPでハミルトンがチームから指示を受けながらロズベルグを前に出さなかったことについて話したという。

「“もう3週間もたつのに、ずっとこだわっていたのか”と思ったよ。彼はその場で、あの時にトトとパディ(ロウ/技術部門のエグゼクティブディレクター)にどれだけ腹が立ったかを話したんだ」

「そのあとで、これだ。面白いよね」

ハミルトンは、レース後のミーティングでロズベルグが接触は「故意」だったと認めたと話している。

「彼は、避けることもできたと言った」とハミルトン。

「“言い分を証明するためにやった”と言っていたよ」

「あっけにとられたね。どんな言い分をはっきりさせようとしたのかは、彼に聞いてくれ」

これについてヴォルフは、ロズベルグが故意にハミルトンに接触したというのは「ナンセンス」だと否定し、次のように説明した。

「ニコは、自分のラインをキープする必要があると感じた。それをはっきりさせる必要があったということだ」

メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、この接触は「避けられるもの」だったとしている。

「ステアリングを左に切り続けて、少し縁石に乗れば、何も起きなかった。だが、彼はまずいタイミングで右に戻したんだ」

FIA(国際自動車連盟)の広報担当者は、この接触については「済んだこと」としている。

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