日本人として唯一のFIA公式委員(ドライバー委員会、ウーマン・イン・モータースポーツ)で、ル・マン24時間を完走した女性ドライバーの井原慶子が、アジアン・ル・マンシリーズ第2戦3 Hours of FUJI(8月29日(金)~31日(日)、富士スピードウェイ)へオークレーシングから参戦することが発表された。
チームメートは、開幕戦を制したタン・ホーピンとデビッド・チェンの中国人ドライバーで、F1でもおなじみのフランスのオイルメーカー『TOTAL(トタル)』カラーのモーガン・ジャッドLM P2(ミシュランタイヤ)を駆って優勝を目指す。
■井原慶子
再びオークレーシングに加入できることになりとても光栄です。昨年、オークレーシングがプロフェッショナルな仕事をしてくれたおかげで、多くの良い結果を残すことができました。今年のル・マン24時間レースを終えて、私の次の目標は「優勝」のみです。デビッドは昨年チームメートでしたし、ホーピンはフォーミュラBMWでレースをしていた時の良きライバルでしたので、今から彼らと一緒にレースをするのが楽しみです。
この素晴らしい機会を与えてくれたジャック・ニコレとスタッフに、本当に感謝しています。富士スピードウェイで開催されるアジアン・ル・マンシリーズは、日本人ドライバーとして皆さんの前で走ることができるホームレースとなるので、全力を尽くします。応援よろしくお願いします。