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ケータハム、元従業員を反訴へ

ケータハムF1チームは、解雇した元従業員が集団訴訟の動きを示している報道を受け、29日（火）の声明で「重大な懸念」を表明、反訴に向け手続きを進めていることを明らかにした。以下はその抜粋。

「ケータハムF1チームは、新オーナーへの権利譲渡が元で不当に解雇されたと主張するグループがいるとの記事を、重大な懸念をもって読んだ」

「チームとしては、同グループを代表する者、グループに関わるひとり一人に対して、彼らによる事実のはなはだしい曲解でチームが被った被害の賠償を求め、法的手段を講じる所存だ」

「彼らは声明の中でケータハムF1チームに解雇されたとしているが、それは誤りで、スタッフはケータハムF1チームのサプライヤー（外部企業）に雇われている」

「さらに、7月の給与が支払われていないとする主張も真実ではない。現在、雇用下にあるケータハムF1チームの従業員には、7月の給与を満額で7月25日に支払っている」

「ケータハムF1チームは、7月28日に同グループが出した声明の撤回を正式に求めた。同時にチームは全関係者に対して断固たる法的手段に訴える。しかしながら、2014年F1世界選手権で10位を達成する目標と2015年以降に向けての参戦準備を決して妨げるものではない」