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2015年に復活のメキシコGPは「ポイント2倍」の最終戦か

2014年07月30日(水)17:09 pm

2015年に23年ぶりに復活するF1メキシコGPは、「ポイント2倍制」が適用されるシーズン最終戦として開催されることになるかもしれない。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の副会長であり、FIAの下部組織である世界モータースポーツ評議会におけるメキシコ代表でもあるホセ・アベドがその可能性について言及した。

先週、2015年にメキシコGPが復活することが正式に発表された。舞台となるのは以前もメキシコGPが開催されていたメキシコシティーにあるエルマノス・ロドリゲス・サーキットだ。現在、同サーキットではF1開催に向けた改修作業が行われている。

アベドは、メキシコのラジオ局『Grupo Formula(グルポ・フォルムラ)』に対し、同サーキットのペラルターダと呼ばれる最終コーナーが、新たなF1レース用レイアウトからははずされることを認めている。このペラルターダはバンク角が設けられた高速コーナーであり、大きな見どころであると同時に、これまでに多くの事故を引き起こしたコーナーでもある。

アベドはその理由について次のように述べた。

「まず、バンクが設けられた古いカーブはあまりにも危険すぎる」

「そして2番目の理由として、さらに4万人の観客を収容できるようにする必要があるためだ」

人気のあった名物コーナーが消えることにがっかりするファンも多いかもしれない。しかし、アベドは2015年のメキシコGPには、別の意味での見どころが増えるかもしれないと、次のように付け加えた。

「恐らく、ポイント2倍制が適用されるシーズン最終戦がメキシコで行われることになるだろう」

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