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F1チームとメディアの間で新たな確執

2014年07月28日(月)11:15 am

どうやらメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの間で激しく繰り広げられている戦いだけが今シーズン注目のバトルではないようだ。

【画像】F1ハンガリーGP(随時更新)

金曜日に行われたハンガリーGPの記者会見で、レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーが集まったメディアに対して苦言を呈した。

「君たちから上がってくるのはネガティブな話ばかり、ここに座ってそんな質問ばかりに答えるのはうんざりだよ」

それだけでなく、土曜日にバーニー・エクレストンとF1有力チームで行ったミーティングでは、視聴率の低下とドイツ、ハンガリー連戦における観客数の減少を踏まえて、メディアの役割についてかなり長い時間をかけて話し合ったと伝えられている。

ドイツ紙『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』のレポーター、ラルフ・バッハは、各チームに対し、エクレストンが決める開催地に無条件で従うチームの倫理観について激しく追求していた。

バッハは記者会見で、「バーレーンは自国民を殺すような国だ」と主張したが、同様にエクレストンが開催しろと言えば「北朝鮮にも行くのか?」と考えたと言う。

マクラーレンのレーシングディレクターのエリック・ブーリエはこの質問に答えなかったが、ブーリエは激怒してFIAにバッハの報道パスの取り消しを主張したとうわさされていた。

マクラーレン関係者はこのうわさを否定していたが、ブーリエがいくつかの質問について激怒していることは認めていた。

イギリス紙『Times(タイムズ)』は、ブーリエの発言を次のように伝えている。「我々はネガティブな要素をばらまいて、情熱を持って見てくれていた人々や、これから興味を持ってくれるかもしれない人々に背を向けている」

「だから観客や視聴者が減っているのさ」

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