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アロンソとハミルトンが新星リカルドを絶賛

2014年07月28日(月)21:46 pm

F1第11戦ハンガリーGPで優勝したダニエル・リカルド(レッドブル)の評価は高まるばかりだ。

■【画像】暑い夏、熱いバトルで魅せたリカルドとアロンソが握手/F1ハンガリーGP

レッドブルのジュニアチームで育ち、今年トロロッソからチャンピオンチームのレッドブルにステップアップしたリカルドは、ハンガリーGPで見事2勝目を挙げた。

それも、終盤にルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)というF1でも最高の評価を受ける2人のチャンピオン経験者をコース上で抜き去ってつかんだ勝利だった。

リカルドはF1のトップドライバーとしての地位を確立したと思うかと聞かれ、アロンソはこう答えている。

「間違いないよ。チャンピオンチームを引っ張っていると思う。それがすべてを物語っている」

ハミルトンも同じ意見だ。

「パドックで一番のナイスガイというだけでなく、最高のドライバーの1人だ。間違いない」

■前半戦はリカルドに敗れたベッテル

対して、チームメートで4年連続チャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、シーズンここまで優勝がない。

ハンガリーGPでは、予選までリカルドを上回る速さを見せたものの、決勝ではセーフティカーのタイミングで順位を下げ、中盤にスピンするミスもあり、7位に終わった。

レース後、チーム全員で撮る優勝の記念撮影で、ベッテルは笑顔でリカルドをたたえた。しかし、そのコメントには悔しさものぞく。

「いいレースではなかったね」

「とにかく、いい時にいい場所にいるかどうかの問題だった」というベッテルの言葉をドイツの『DPA通信』が伝えている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、セーフティカーがリカルドの助けになったというベッテルのコメントを伝える。

「あれについて彼は幸運だった」とベッテル。「そしてそのあと、彼はすべてをきちんとやったんだ」

ベッテルはこれからの夏休みを楽しみにしていると言う。

「みんなにとっていいことだ。シーズン前半はきつかった」

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