NEXT...F1開催スケジュール

「時には難しい決断も」/メルセデスAMG、F1ハンガリーGP決勝

2014年07月28日(月)7:56 am

F1ハンガリーGP決勝を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが次のようにコメントした。

【画像】F1ハンガリーGP(随時更新)

■ルイス・ハミルトン「なぜ僕が譲らなければならない?」
決勝/3位
「今日はすばらしい結果だった。とにかくひとつでも上の順位をめざして可能な限りプッシュしたよ。昨日が昨日だけに、ダメージを最小限に抑えたかった。

この2連戦のような問題が起きると、口ではいい表せない苦痛に襲われる。納得するのは難しい。すぐ次の日仕事に戻って、攻めすぎず、それでも限界までプッシュしながら正しいバランスを見出すのはたいへんだよ。

2回もセーフティカーが出たのはすごく助かった。でも、今週末はもともと速そうだったし、いいペースを保っていた。もっとポイントを得るチャンスはあったはずだ。僕はニコ(ロズベルグ)と直接、レースをしていた。もし彼を前に行かせたら、僕を突き放すチャンスを与えてしまう。そうなったらピットストップで抜かれちゃうじゃないか。

なぜチームがあんな指令を出したのか分からないよ。僕を追い越せるほど接近していなかったし、僕の方から速度を緩めるなんて、もってのほかだ。みすみすフェルナンド(アロンソ)につけいる隙を与えてしまう。

ダニエル(リカルド)とフェルナンドには、心からおめでとうといいたい。終盤はギリギリの攻防だったね。ニコに抜かれないようにするのはたいへんだった。一周に3秒もの差で迫ってきたんだよ。

ピットレーンのスタートからここまで挽回できたのは、ひとえにすごいマシンとチームのおかげだ。簡単に優勝しちゃうよりは、今回の結果のほうがずっと気持ちが満たされる。いよいよ夏休みだけど、ここまでタイトル争いに踏みとどまっていられるのは、すごく嬉しい」

■ニコ・ロズベルグ「出入りの激しいレース」
決勝/4位
「今日はガッカリだ。いくつか裏目に出て、アップダウンの多いレースだった。序盤はすべてうまく行っていた。セーフティカーでトップの座を明け渡したのは残念。ピットロードを通り過ぎちゃってピットに入れなかったのが原因だ。

セーフティカーが戦列を離れたあとブレーキに問題が出て、ごまかしながら運転していたら順位をいくつか落としてしまった。その後ふたたびプッシュできたけどね。

最後のスティントは最高だった。最終ラップにルイス(ハミルトン)を追い越すチャンスが一回あったけど、うまく行かなかった。実にくやしいよ。

今日、悪かったところはチームで集まって分析しなければならない。今もまだ選手権をリードしているのは幸いだ。夏休み明けに、ふたたび攻められるよう準備を整えておくよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック