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ロータス「自分たちのクルマに合うコース」/イギリスGPプレビュー

2014年06月28日(土)21:17 pm

ロータスのロマン・グロージャンとパストール・マルドナードが、シルバーストン・サーキットで行われるF1第9戦イギリスGP(7月6日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ロマン・グロージャン「素晴らしいコースで、E22にも合うはず」
「高速コーナーがたくさんある素晴らしいコースで、E22にも合うはずだ。最近行ったサーキットでは、今のパッケージの弱点が全部不利に働いた感じだったけれど、それよりずっと良くなるはずだよ」

「シルバーストンはやりがいがあるけれど、いい感触がある。一年中でも特に高速のコース。マゴッツ、ベケッツ、チャペルの複合コーナーのように伝説的なコーナーもある。あそこを走り抜ける感覚は相当のものだよ。あの衝撃をまた味わえるのが待ちきれないね」

「チームにとっても特別なグランプリだ。ファクトリーがコースのすぐ近くにある。レースチームだけでなく、ファクトリーで働く大勢のスタッフが実際に走る姿を見にきてくれるのはうれしいものだよ。僕たちがコースに出られるのは、そういうスタッフの努力のおかげだ。みんな信じられないような仕事をしているし、いつも必死に働いてくれている。僕はレースの前も後もファクトリーへ行くから、まさにホームレースという感覚があるよ」

「この週末は何年もウエットになることがあったけれど、話を聞いたイギリス人によれば、それほど意外なことじゃないらしいよ! 僕は今コースの近くに住んでいて、定期的にエンストンを訪れているから、天気がかなり変わりやすいことは知っている。イギリスの夏は素晴らしいけれど、よく探さないと夏らしい日が見つからないときもあるからね! とは言え、今年は今のところかなり良さそうだよ。天気が良くて大勢のファンが来てくれたときのシルバーストンは間違いなく最高だ」

■パストール・マルドナード「上位に入れると期待している」
「一番好きなコーナーはベケッツだ。本当に高速で抜けていくからね。このコースはバルセロナに似ているから、僕たちのクルマに合うと思う。それに、ドライバーとしての力量が試されるマゴッツ、ベケッツのようなセクションを走るのはすごく楽しい」

「高速のコースで、たいてい温度が低いから、フロントタイヤにグレイニングを起こしやすい。うまくケアしなきゃいけないし、ピットストップ戦略を決めるときにも考えなきゃならない点だ。今年は常にもっとパワーを、さらに信頼性を上げて、と要求してきた。イギリスではそれが実現してくれることを願っているよ」

「いつもと同じように、今あるパッケージの力を最大限に発揮し、あらゆるチャンスを生かすのみだ。できれば高速コーナーが僕たちのクルマに有利に働いてほしいね。シルバーストンとかなり似たバルセロナでの順位を再現できたら最高だ。もちろんバルセロナテストでは、どのチームも違うプログラムで走っていたから、自分たちが急に一番速いクルマになるとは思っていない。でも、最近のレースより上位に入れるはずだと期待しているよ」

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