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マクラーレンとホンダを取り巻く驚きのうわさ

2014年05月30日(金)17:08 pm

マクラーレン、そして2015年からエンジンパートナーとして同チームとの協業が復活するホンダの周囲でいろんなうわさが渦巻いているようだ。

F1モナコGP(第6戦)が開催された先週末のモナコにおいて、元F1ドライバーのアラン・プロストは不振にあえぐマクラーレンに対し、トップチームの座に返り咲きたいと思うのなら「何か少しばかり違うことをやるべきだ」と語っていた。

「そうだね。私もアランのコメントには同意するよ」と語ったのは、今季からマクラーレンのレーシングディレクターに就任したエリック・ブーリエだ。今年の1月までロータスのチーム代表を務めていたブーリエは、次のように続けた。

「それが、私がここで始めたときからやってきていることなんだ」

2015年からのホンダとのパートナーシップ復活に大きな期待が持たれているマクラーレンだが、今年はかつてチーム代表を務めていたロン・デニスも再びグループ総帥の座に返り咲き、F1チーム運営にかかわるようになっている。

今週、マクラーレンに関しては、ホンダが50%の株式取得を検討しているようだとのうわさが流れたが、マクラーレンではこれを否定している。

それにもかかわらず、買収のうわさは根強くささやかれ続けている。イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、数か月前にデニスが、共同オーナーであるマンスール・オジェが保有している25%の株式を買い受けるための資金の調達に入ったと報じている。そのオジェは昨年末に両肺の移植手術を受けていたことが報じられていた。

もしデニスがオジェの所有する株式をすべて購入することができれば、デニスの保有株数は50パーセントに達することになる。デニスは80年代に、短い期間ではあったが50%の株式を保有していたことがある。

そのデニスは最近、イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』紙に対し、F1最高レベルのドライバーと契約したいと思っていると明かし、その条件を満たすドライバーとして、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の名前をあげていた。

さらに、イタリアの『Omnicorse(オムニコルセ)』は、マクラーレンの将来について、さらに大胆な仮説を立てている。

『Omnicorse(オムニコルセ)』は、ホンダが、昨年まで4年連続でF1タイトルを獲得したときのレッドブルの主要メンバーであるベッテルと最高技術責任者のエイドリアン・ニューイ、さらにはチーム代表のクリスチャン・ホーナーの獲得まで視野に入れているのではないかとの推論を展開している。

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