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スーパー・アグリからF1参戦経験を持つモンタニーがフォーミュラE参戦決定

2014年05月30日(金)8:38 am

今年9月に初開催されるフル電動フォーミュラカーによる世界選手権、フォーミュラEシリーズに参戦を予定しているアメリカのアンドレッティ・オートスポーツは29日(木)、かつてスーパー・アグリからF1にも参戦経験を持つフランス人ドライバーのフランク・モンタニーと契約を行ったことを発表した。

F1では2006年にスーパー・アグリから7レースに出走した経験を持つモンタニーは、2008年にアンドレッティ・グリーン・レーシングからALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)に参戦しており、このときからアンドレッティとの関係が生まれていた。今年もインディカーシリーズ第4戦のグランプリ・オブ・インディアナポリスにアンドレッティ・オートスポーツからスポット参戦していた。

アンドレッティ・オートスポーツからフォーミュラEシリーズへの参戦が決まった36歳となるモンタニーは次のように語った。

「再びアンドレッティ・オートスポーツ、そしてマイケル・アンドレッティとともにレースができるのを誇らしく思う。アンドレッティのチームとは2008年と2009年に多くの仕事をしてきたし、今年も再びその機会があった。そして、この新たな電気自動車への挑戦を一緒に進めていくのはワクワクするような経験になるだろう」

「自動車産業における完全電動の技術は、将来の日々の生活において非常に重要な意味を持つものとなることを確信しているし、高いレベルのレース競技は、かつてF1が自動車の分野で果たしてきたように、新たな技術開発を急速に進めていくことになるだろう」

フォーミュラEシリーズでは、全10チームがそれぞれ2台体制で臨むことになっており、アンドレッティ・オートスポーツの2人目のドライバーについては追って発表されることになる。これまでフォーミュラE参戦チームのうち、アウディ・スポーツ・アプトがダニエル・アプトとルーカス・ディ・グラッシ、ヴァージン・レーシングがハイメ・アルグエルスアリとサム・バード、マヒンドラ・レーシングがカルン・チャンドックとブルーノ・セナによるドライバーラインアップとなることがすでに発表されている。

フォーミュラEシリーズはF1統括団体でもあるFIA(国際自動車)が主管するもので、今年の9月13日(土)に北京で初レースが開催され、2015年6月にロンドンで行われる最終戦まで世界にまたがる10都市で市街地レースとして行われることになっている。日本からもかつてF1に参戦していたスーパー・アグリの参戦が決まっている。

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