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今度はオランダから二世ドライバー

2014年05月28日(水)7:54 am

ヨス・フェルスタッペンがF1第6戦モナコGPのパドックに姿を見せた。

フェルスタッペンは42歳のオランダ人。2003年までにベネトンやミナルディなど数々のF1マシンを乗り継いだ、人気の元F1ドライバーだ。

1998年、フェルスタッペンはヤン・マグヌッセンと交代する形でスチュワートGP(現レッドブル)のマシンをドライブしている。マグヌッセンの息子ケビンは今年、トップチームのマクラーレンからF1デビューを果たした。

二匹目のドジョウという訳ではないが、フェルスタッペンも愛息のF1入りを希望しているのだ。

オランダ『De Telegraaf(デ・テレグラフ)』紙の報道によると、フェルスタッペンによるモンテカルロ入りの目的は、知り合いをたずねて16歳の息子マックスを売り込むことにあった。

昨年マックス・フェルスタッペンはカートを卒業、本格的にモータースポーツを始め、2014年はFIA公認のヨーロッパF3選手権に参戦中だ。

マックスはすでに初ポールポジションと初優勝も成し遂げた。ヨスはF1で決定権を持つ人々に広く息子の活躍を知ってもらおうと、熱心にパドックを回ったのだ。

「嬉しいことに、マックスには多くの関心が寄せられている」と、のちにヨスは語った。

「彼の走りっぷりを知ってもらえたよ。みんなの話題に上っている。順調そのものさ」と、マックスについて話すヨス。母親のソフィー・クンペンもかつては成績優秀のカート・ドライバーだった。

トロロッソの新人ドライバー、ダニール・クビアトも昨年はヨーロッパF3で走っていた。また今年のモナコGPのグリッドには、あのゲルハルト・ベルガーのおいにあたるルーカス・アウエルの姿もあった。

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