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過酷な減量を強いられるF1ドライバー

2014年03月30日(日)3:47 am

F1ドライバーたちは、レース週末には体重を落とすためにわざと脱水状態となるようにしている。

そう語ったのは、マクラーレンのベテランドライバーであるジェンソン・バトンだ。バトンによれば、ドライバーたちは体重を落とすために必死になっており、この暑いセパンにおいても食事や水分補給を制限しているという。

バトンはマレーシアで『Mirror(ミラー)』紙に次のように語った。

「彼らは間違いなく水分を失おうと試みているよ。なぜなら、僕もよくやっていたからね。サウナに入って蒸気を浴び、予選が終わるまでは飲食はしないんだ」

「僕もやろうとしていたし、今まで毎年やっていたよ。でも、そうしなくてはならない連中は気の毒だね」

バトンは、「幸運にも」ドライバーを含めた最低重量規定である692kgという数字を気にする必要がないところまで体重を落とすことができたと認めた。

ドライバーの体重については、2014年にこれまでよりもかなり重いV6ターボによる「パワーユニット」が導入されたことで大きく取り上げられるようになっていた。

「みんながやっていることはかなりすごいよ」

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンもそう語ると、次のように付け加えた。

「少しばかり脱水状態にして予選に入るんだ。誰かがそうやって、くたくたになったと聞いたよ」

バトンも、今の体重に落とすまでは、パンなども含め炭水化物は一切口にしないようにしていたと打ち明けた。

ハミルトンは、「ドライバーたちを拒食症患者にはしたくないよね」と付け加えた。

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