2014年F1開幕まで、残されたテスト日程は3日間。そんな中、フェラーリエンジンのパワーはメルセデスより75馬力低いとパドックで話題になっている。
これまでに行われたテストでは、メルセデスAMG、マクラーレン、ウィリアムズ、フォース・インディアといったメルセデス搭載チームが非常に好調な走りを見せてきた。フェラーリの状態も悪くなく、メルセデス陣営に食い込む位置にいるとされる。一方、ルノー搭載チームは苦戦が続き、開幕までに問題を解決できないとの意見もある。
しかしパドックでは、フェラーリエンジンのパワーがメルセデスよりも75馬力低いとのうわさがある。『BBC』のチーフF1ライターであるアンドリュー・ベンソンも、フェラーリの首脳がメルセデスより75馬力低いようだと語っていたと伝えた。
だが、このうわさについて質問されたキミ・ライコネン(フェラーリ)は、次のように『Speedweek(スピードウィーク)』へ答えている。
「どう感じたか答えることはできないよ。そんなもの気にしたことないからね」
「僕がほかのクルマを見たのは、抜くときか抜かれるときだけだ。でも、数字については分からない」
開幕が迫った現在の開発状況について、ライコネンは『MTV3』へこう話した。
「まだ希望していた状態にはなってないけど、そう遠くもないよ」