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遅いF1に苦戦、可夢偉「レースができる状態ではない」

2014年02月27日(木)19:11 pm

巨額の予算を持つチャンピオンチームのレッドブルが、最終的に問題を解決し、最悪な状況を乗り越えることができたとしても、同様にルノーエンジンを使用しているケータハムのような下位チームは、速さを取り戻すことができるだろうかと疑問の声があがっている。

今季2年ぶりにケータハムからF1復帰を果たす小林可夢偉は、スペインの『El Confidencial(エル・コンフィデンシアル)』に対して次のように率直に語った。

「レースができる状態ではありませんね。でも、もしレースをするのであれば、僕たちはGP2(下位カテゴリー)のクルマを使うべきだと思います。そのほうが速いでしょうからね」

自虐的ともとれるコメントをした可夢偉は、次のように付け加えた。

「現時点では、もし僕たちがレースをしても、それはもはやF1ではないと思います」

ルノーのパワーユニットを使用するチームの中で、ヘレスとバーレーンで行われたテストにおいて、一番周回数を稼いでいるのがケータハム。しかし、可夢偉はバーレーンテスト後、「クルマにはたくさんの問題がありますし、タイムは信じられないほど遅いです」と語っている。

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