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2014年F1、次なる問題は予選107%ルール

2014年02月27日(木)18:50 pm

F1の次の課題は、2014年シーズン序盤のレースにおいてグリッドにすべてのクルマを並べることかもしれない。

現在、各F1チームはテストが厳しく制限されている状態のもとで、すべてが新しくなったV6ターボエンジンによる技術革新に対応するための取り組みを続けている。しかし、先週行われたバーレーンでの今季2回目のF1公式シーズン前テストにおいても、多くの2014年型F1カーが問題を抱えており、予選を通過することができるかどうかも不安視される状況となっている。そして、4年連続F1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテルを擁するレッドブルでさえ、その例外ではない。

実際、もし先週行われたバーレーンのテストでニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が出した最速タイムが正式なポールポジションタイムだとすれば、予選での107%ルールを適用すると22台のF1カーのうち、決勝へ進むことができるのはわずか14台だけということになる。

かつて自らのチームを率いてF1に長く参戦していたジャンカルロ・ミナルディは、自身のホームページに次のように書きこんでいる。

「(ルールの)例外措置がとられることもあるだろう。実際、これまでのシーズンにもそういうことはあったからね」

「だが、少なくともフリー走行の際に107%以内のタイムを出しておかなくてはいけない。しかし、現状では、多くのクルマがわずかな周回を重ねることにさえ苦労している状態だ」

バーレーンテストでロズベルグが出した最速タイムは1分33秒282。一方ベッテルは、1分40秒224でロズベルグから6秒942遅れている。

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