バーレーンで行われた今年2回目のF1公式シーズン前テストで激しくクラッシュしたキミ・ライコネン(フェラーリ)だが、昨年手術を受けた背中はその衝撃に持ちこたえたようだ。
ライコネンは、痛みがひどくなっていた背中の古傷の手術および理学療法を受けるために、昨シーズンの最終2レースを欠場していた。
今年1月末にヘレスで行われた最初のシーズン前テストで、フェラーリの今季マシンF14 Tを運転したライコネンだが、そのときには次のように語っていた。
「走行初日だったけど、少なくとも現時点では何の問題もない」
「そして、これからも大丈夫だと思うよ。この先何が起こるかなんて決して分からないけれどね」
そして、先週バーレーンで開催された2回目のテスト最終日となった22日(土)に、ライコネンは激しくクラッシュし、フェラーリの新車にもかなりのダメージを与えてしまった。
だが、ライコネンの背中には何の影響もなかったようだ。ライコネンはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙へ次のように語った。
「手術以後、背中の調子はかなりいいよ」
「このままの調子が続くことを期待しているけど、今ではもうかなり調子いいみたいだ」